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AIプログラミングとは?未経験からAIエンジニアになるには?

AIプログラミングとは

自動運転、スマホの音声アシスト、画像認識、各種ロボットなど人工知能(AI)技術を利用したサービスが増える今、時代は機械学習や深層学習(ディープラーニング)、ビックデータなどAIの実用化が進む「第3次AIブーム」。今後も各分野・業界でAI技術の活用が見込まれ、開発を担う先端IT人材・AIエンジニアの需要は高まると予想されます。

このページでは未経験者でもなれるAIエンジニアについて、AIプログラミングとは何かの定義や、AI開発でITエンジニアに必要とされるプログラミングスキルや資格、学ぶべき知識について解説、未経験からAIエンジニアになる方法についても紹介します。

今後のITエンジニアが学ぶべきAI(人工知能)プログラミングとは?

人工知能(Artificial Intelligence・AI)とは認識、思考、学習など、人間に近い知能を再現するコンピューターシステム。機械学習モデルの構築やAIプログラムの修正など、AIエンジニアになるにはプログラミングスキルが必要ですが、数学的処理も必要なAI分野で使用されるプログラミング言語は何でしょうか?

最初に、今後のITエンジニアが学ぶべきAIプログラミングとは何か、その定義について解説します。

AIプログラミングで使用される言語Pythonは未経験でも学びやすい

AI開発で使用される主なプログラミング言語にはPython、Java、CやC++、R言語がありますが、現在、人工知能分野で最も使われているのがPython。Pythonは数値計算や科学技術計算に強いオープンソースのプログラミング言語で、コードの読み書きがしやすく、どのプログラマーが書いても同じようなコードとなり開発しやすい点がメリットの言語です。

機械学習や深層学習(ディープラーニング)システムの開発では、AIエンジニア以外にプログラミング経験が少ない数学の専門家が加わることも多く、シンプルで未経験者でも学習しやすいPythonがAI開発で人気となったとも言われます。

加えてPythonには、数学関連、画像・音声・動画処理、自然言語処理、WEB開発やデータベースなど各分野で利用できる「ライブラリ」(コードをまとめたプログラム)が多数公開されており、開発に役立つフレームワークも多く、AIプログラミングでもよく活用されます。

Pythonでは高度な数値計算処理が必要な機械学習や深層学習用のライブラリやフレームワークも充実し、AIエンジニアやプログラマーは複雑なコードを書かずに高いレベルの処理が可能なシステムを構築できます。これがAIプログラミングにPythonが利用される最大の理由です。

上記の通り、実態としてAIプログラミングとはPythonを活用したプログラミングを指すことが増えています。

AIプログラミングはWEBサービス開発や機械学習、ビッグデータ分析に必要

ビッグデータを収集、機械学習や統計学を用いたデータの分析結果から課題解決の提案などを行うデータサイエンス分野でも、データ収集環境の構築や分析にプログラミング作業が必要で、その業務でもPythonが活用されます。また機械学習などを利用したWEBサービスの開発にもPythonが活用されます。

具体的にAIのWEBアプリ開発やデータ分析で利用されるPythonのライブラリの一例を挙げると、機械学習ライブラリではscikit-learnやgenismが代表的。データ分析では数値計算を行うNumPy、データ分析の前処理で活用されるPandas、データをグラフで可視化するmatplotlibなどが使われ、WEBアプリケーションの開発ではFlaskやDjangoといったフレームワークの知識も必要です。

自動運転やチャットボットの自然言語処理などでAIプログラミングを活用

現在、人工知能(AI)を活用したサービスでAIエンジニアやAIプログラミングスキルが必要とされる代表例の1つが自動車の自動運転技術の開発。またチャットボットの自動応答や会話システムなどの自然言語処理にもAIプログラミングが活用されています。

このためAIエンジニア・プログラマーになるには、前述のようなPythonのライブラリやフレームワークの学習経験や業務での使用経験が求められます。

AIエンジニアとはどんな仕事?~具体的な求人内容や年収

機械学習に関わるAIエンジニアやAIプログラマーの業務や仕事内容としては、Pythonなどのプログラミング言語を利用したシステム開発や実装、数学的理論に基づいたビッグデータの分析、人工知能が学習しやすいデータを与えてAIに処理・学習させることなどがあります。

このようなAIエンジニア業務で、具体的な仕事内容や企業の求人内容、就職・転職時にどのような技術やスキル・資格が求められるか、またAIエンジニアの収入・年収はどれくらいかを紹介します。

企業が採用したい人材は機械学習やデータ分析知識のあるエンジニア

AIエンジニア関連の求人では、AI・プログラマー・機械学習エンジニア・データサイエンティスト・データエンジニアなどの職種がありますが、システムの設計・実装などAIモデルのプログラミング開発や、機械学習・深層学習用のデータセット作成が主の職種と、データ分析、課題解決やプログラムの改善の提案を行う職種に分けられます。

実際にWEBサイトで人工知能・AI関連の求人情報を確認すると、どの職種・仕事内容でも必要とされるのがプログラミングスキル。特にPythonを使える技術や業務経験は必須で、各種ライブラリやフレームワークの経験も問われます。またPythonと合わせてR言語、Java、C++などのプログラミング言語の知識や経験を持つ人材を求める会社も増えています。

プログラミングの他、大量データの分析経験や機械学習、深層学習の理解、モデル構築や実装経験を持つエンジニアを採用対象とする求人も多く、また仕事内容によってはデータベースの知識、Linux・UNIXでのシステム開発経験、統計・数学知識や数理的・論理的思考力など、専門知識や技術を持つ人材を求める企業も。

AIプログラマーやAIエンジニアになるには、Pythonなどのプログラミングスキルに加え、数学知識やAI関連の実務経験などプラスアルファのスキルやアピールポイントがあると就職・転職活動がスムーズです。

AIプログラマーはIT業界の他のエンジニアと比較して需要・年収が高い

人材需要が高く、また高いレベルのスキルが必要なAIプログラマーですが、IT業界の他のエンジニアと比較して平均年収が高い点は魅力の1つ。

paiza株式会社によるITエンジニア、プログラミング学習者対象向けの調査「プログラミング言語に関する調査」(2022年12月)では、AI開発の標準言語・Pythonを使うエンジニアの平均年収は644.7万円で上位。全業種の平均年収約430万円(国税庁・民間給与実態統計調査)と比較しても、Pythonエンジニアの年収は高いと言えます。

言語別平均年収ランキング(paiza株式会社2022年12月データ)

人材不足のITエンジニアの中でも、Pythonを使えるAIエンジニアは少なく人材価値が高いのが現状。特に開発難易度が高く専門知識や技術が必要な人工知能・機械学習分野の求人で、Pythonプログラマーに高い年収が提示されています。

AIエンジニア専門のフリーランスエージェントサービスも

AIエンジニアやプログラマーの需要が高まる中、機械学習やディープラーニング、データ分析などのAI関連スキルが必要なフリーランス案件を専門とするエージェントサービスもあります。スキルや業務経験次第で、独立・フリーランスのAIエンジニアとして高い年収を得ることも可能になってきています。

未経験からAIエンジニアになるには?~必要なスキルやおすすめの転職方法

ではAIエンジニア・プログラマーになるには具体的にどんな方法があるでしょうか?中には未経験からAIエンジニアとして就職に成功した方もおり、必要なスキルや、就職・転職でおすすめの方法を以下で紹介します。

プログラミングスクールなどでPython・ライブラリのスキル習得が必要

AIエンジニアになるには、人工知能の開発や機械学習、データ分析で使われるPythonのプログラミングスキルは必須で、プログラミングの未経験者・初心者であればオンラインのプログラミング学習サイトで独学するか、プログラミングスクールを利用、Pythonプログラミングのスキル習得がおすすめです。

AI開発では機械学習で使われるPythonのライブラリ(scikit-learn、Pandas、genismなど)やディープラーニング向けのフレームワーク(TensorFlowなど)の知識も求められ、AIエンジニアになるにはこれらの学習も必要です。

AIプログラミングの環境構築用のライブラリやツールがパッケージとなったPythonディストリビューションのAnaconda、機械学習でよく使われるPython対応のツールJupyter Notebookなどの学習もおすすめで、Pythonに加えJavaやC言語、データサイエンスで使用されるR言語も習得すればAIエンジニアとしての転職機会が広がります。

機械学習などAIのシステム開発で必要な専門技術を基礎から学ぶ

必須のPythonプログラミングのほか、人工知能や機械学習、ディープラーニングのシステム開発でAIエンジニアやAIプログラマーに必要な専門技術や基礎から学ぶべき知識は以下の通りです。

機械学習・深層学習(ディープラーニング)の専門知識

現在のAIプログラミングやAIシステムの開発で欠かせないのは機械学習や深層学習(ディープラーニング)の知識。使用する学習モデルや学習に用いるデータの選定などの専門知識がAIエンジニアになるには必要です。

データ解析技術、データベース設計の経験や知識

人工知能を活用するビッグデータ解析では、データ収集・データ準備・データ解析方法の技術的知識や、データベース設計、MySQL・NoSQLなどのデータベース管理システムの運用技術も、AIエンジニアやデータサイエンティストを目指す場合に求められます。

線形代数、微分、統計・確率の数学的知識

AIプログラミングは線形代数、微分、統計確率の知識を前提とした技術で、人工知能開発のアルゴリズム設計や、AIにどのようなデータを与えるかの判断に、数学的知識が求められる会社もあります。

AIエンジニア向け専門資格・E資格は未経験者の就職・転職に有利

実務経験が必要とされるAIエンジニアの採用ですが、未経験者に注目なのが一般社団法人・日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施するE資格試験。深層学習(ディープラーニング)の知識や実装技術を認定する専門資格として、受験者数が増えている資格試験です。

E資格の受験にはプログラミングスクールや大学院が提供するJDLA認定プログラム・講座の修了が必要ですが、資格試験に合格すればディープラーニングの知識と実装力を持つAIエンジニアとしての証明になります。

AIエンジニアとして実務未経験者や今後AIエンジニアを目指す場合は、E資格の取得を通じて専門知識の習得やディープラーニングの実装を経験することが就職・転職で有利に働きそうです。

AIエンジニア向けの専門資格・E資格については別記事「ディープラーニング検定・E資格完全ガイド」もご覧ください。

転職エージェントを利用、未経験OKのAIエンジニア求人情報を探す

Pythonのプログラミングスキルを習得後は、AIエンジニアとしての就職・転職先探し。プログラミングスクールなどでプログラミング未経験からPythonの習得も可能ですが、転職時は実務未経験の状態。効率よく転職活動を進める方法として、未経験OKのAIエンジニア求人情報を多く持つ転職エージェントの利用がおすすめの方法の1つです。

業務経験不問の求人募集なら件数の豊富な大手転職サービスがおすすめ

人材不足のAIエンジニア転職では、未経験OKや業務経験不問などポテンシャル重視の求人もあり、採用後の社内研修などでAIエンジニアとして育成してくれる企業も。求人件数の豊富な大手の転職エージェントサービスではそのような採用情報もあり、希望条件次第でエージェントからの紹介も可能です。

またAIエンジニアの主な就職先はIT業界の企業が中心ですが、メーカー、エンターテインメント、不動産などIT業界以外の企業でもAIエンジニアの需要があります。その点でも各業界企業と繋がりがある大手転職エージェントがおすすめで、またAI分野に強いITエンジニア専門転職エージェントの登録・活用もおすすめ。

転職エージェントは業界知識や転職サポート経験が豊富で、未経験からAIエンジニアを目指す場合も求人紹介に加えて転職成功のアドバイスももらえる上、全てのサービスを無料で利用できます。

カウンセリングや面接対策などサポート充実のリクルートエージェント

リクルートエージェントのおすすめ理由

リクルートエージェントは求人情報数、転職支援実績ともに業界トップクラスの総合転職エージェント。日本全国で多岐にわたる業種・職種の求人案件を保有、ITエンジニアやプログラマーの求人も豊富です。ITエンジニア専門転職エージェントにも劣らず、AIプログラマーを含むIT関連の転職にも強いと評判です。

実際にリクルートエージェントWEBサイトの求人情報には、実務未経験OKのAIエンジニアの求人も複数確認できます(2024年3月現在)。

リクルートエージェントでは、豊富な転職ノウハウを活かした就職・転職サポートを無料で受けられる点もおすすめ。カウンセリングではキャリアアドバイザーがキャリアプランを提案、AIエンジニア転職の相談も可能です。

受講者の満足度が高く評判の面接力向上セミナーや、大手企業などで採用を長年経験した担当者の模擬面接も提供、書類選考通過の可能性を高める応募書類の添削も無料対応。経験豊富なキャリアアドバイザーが、AIエンジニアとしての自己PR方法などもアドバイスしてくれるなど、リクルートエージェントは充実のキャリアサポートが評判です。

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未経験からの転職なら!リクルートエージェントの評判・口コミとおすすめ理由

AIエンジニアになるには転職支援のあるスクールを選ぶ方法がおすすめ

また未経験からAIエンジニアになるおすすめの転職方法が、プログラミングスクールでのPythonやAI関連コースの受講。独学でのプログラミング学習は理解に時間がかかり、特にプログラマー未経験者は挫折するケースもあるため、確実にAIエンジニアになるにはスクールの受講がおすすめの方法です。

当サイトおすすめのプログラミングスクールではAIの専門家や現役エンジニア、データサイエンティストがメンターとなり、実務レベルのスキルを習得できるのが特徴。AIエンジニア転職を考慮した実践的なカリキュラムや教材など充実した学習環境もメリットで、中でもおすすめはメンターに就職・転職相談が可能なプログラミングスクールや、卒業生に就職・転職支援サービスを無料提供するプログラミングスクール。

これらのスクールを選べばAIエンジニアとして実務未経験でも転職成功可能性が高まります。プログラミングスクールを選ぶ際には、未経験者向けのAIエンジニア求人の紹介や就職・転職サポートがあるかを事前に確認しましょう。

AIプログラミング特化!未経験者にはAidemy Premium(アイデミープレミアム)がおすすめ

Aidemy Premium(アイデミープレミアム)

Aidemy Premium(アイデミープレミアム)はPythonを使った人工知能(AI)開発に特化した日本で数少ないオンラインのプログラミングスクール。未経験者でも受講可能で、AIエンジニアとしての転職・就職を視野に本気でAIやPythonを学びたい人におすすめです。

Aidemy Premiumでは目的別に学べる8つの講座を選択可能で、Pythonプログラミング未経験者でも最短3ヶ月で、機械学習やディープラーニングを用いたWEBサービス・AIアプリ開発やデータ分析を実装レベルで学べます。また、データ分析講座、AIアプリ開発講座、自然言語処理講座、E資格対策の4講座は専門実践教育訓練給付制度の対象講座で、受講終了後の転職成功で受講料金の最大70%の給付を受けることも可能です。

株価予測プログラムや顔認識アプリの開発をオンラインで学習可能

特に学習目的別に分かれた「AIアプリ開発コース」「データ解析コース」「自然言語処理コース」などのパッケージ受講がおすすめ。コースを自分でカスタマイズするオーダーメイド受講も可能です。

各コースでは、Twitterのツイートから株価を予測するプログラムの開発や、ディープラーニングを利用した顔認識アプリをPythonで実装する開発などを経験でき、未経験者でもオンラインで基礎から学習できます。

Aidemy PremiumはオンラインのAIプログラミング学習サービスで、AI・Pythonプログラミングに精通したメンターによるビデオチャットでのメンタリング(週2回)や、24時間以内に回答があるチャットの学習サポート、添削課題のコードレビューなどが充実し、未経験者でも安心。またメンターにAIエンジニアとしての転職相談もでき、学習から就職・転職までの幅広いサポートが魅力です。

\AIプログラミング専門のおすすめスクール!/

AI・Pythonプログラミングにおすすめ!アイデミープレミアム(Aidemy Premium)

その他のPythonプログラミングを学べるおすすめのオンラインスクールについては別記事「Pythonプログラミング~おすすめオンラインスクール比較」もご確認ください。

プログラミングスクールの転職保証コースを経て、まずITエンジニアの経験・キャリアを積む

AIエンジニア転職では未経験でも採用可能な求人はある一方、プログラミング実務経験がある方が人材価値は高く、断然需要も高まります。実際、WEBサイトの求人情報を見ると、AIエンジニア求人ではPython以外にJavaやSQLなどのプログラミングスキルやエンジニア経験を問う会社が少なくありません。

多少遠回りでも確実にAIエンジニアになるには、まず他の言語でITエンジニアやプログラマーとして経験・キャリアを積んだ後、AIエンジニア転職に挑戦する方法もおすすめ。

未経験の場合は、プログラミングスクールの転職保証コースでJavaなどのプログラミング言語を学び、未経験でも転職しやすいプログラマーやSEを目指し、エンジニアとしての仕事経験やキャリアを積みましょう。プログラミングスクールの転職保証コースは実質無料で受講できたり、転職支援や求人情報の紹介があり、将来AIエンジニアを目指す場合におすすめの方法の1つです。

他のIT転職のおすすめ情報は、当サイト「IT転職でイイミライ~おすすめエージェント&スクール比較」でご確認ください!